2006年7月29日
SFカード「トランパス」導入に向け行われている駅改良工事のうち、尼ヶ坂駅の駅舎新築工事が終了し、7月25日正午から駅構内形ではない瀬戸線初の本格的な駅集中管理システムの運用が始まりました。これにより朝や夕方に駅員が配置されていた尼ヶ坂駅ですが、基本的に無人化されます。(取材当日は、案内の係員が居ました。)
駅集中管理システムは近隣の管理駅にて遠隔集中管理されますが、尼ヶ坂駅の管理駅は大曽根駅のようです。
自動券売機が2台設置されました。1台は高額紙幣にも対応したSFカード・回数券対応型。もう1台は1000円札まで対応の切符のみ発券する券売機。 |
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カード機能はまだ封印された状態のカード対応券売機。券売機の横にはインターホンと、非磁気化券をカメラにて確認する装置が設置されています。 |
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2台設置された日本信号製の自動改札機。1台は車椅子に対応した広幅タイプです。緑色の改札機は管理駅で遠隔操作する改札機で、非磁気化券の場合はインターホンのカメラで切符を提示した後、こちらの改札機を通る事になります。(その際、改札機の矢印が橙色になります。) |
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改札内には自動精算機が設置されました。これも瀬戸線初登場。精算機の横に改札内側のインターホンがあります。 |
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駅各所には監視カメラを設置し、管理駅から遠隔監視されています。 |
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ホームにも管理駅へ繋がるインターホンが設置されています。不明な事があればここで聞く事が出来ます。 |
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LED式案内表示装置も使用開始。乗客への各種案内と列車接近警告が表示されます。同時に自動放送装置も稼動開始となり、通過列車・停車列車の簡単な案内が流れます。 |
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LED式案内表示装置が使用開始となったため、従来設置されていた行灯式の列車接近表示と電子音は使用が中止され、表示装置については撤去されていました。 |
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今まで使用されてきた窓口は閉鎖され、自動券売機も撤去されました。今後取り壊されると思われます。 |