ICカード乗車券「manaca」サービス開始
記事作成:2011年2月11日
▲限定manacaが発売された大曽根駅。
2011年2月11日 大曽根駅にて
全国のJR各社や大手私鉄を中心に導入が進んでいる非接触式ICカード「Felica」を用いたICカード乗車券システム。名古屋地区では2006年にJR東海が「TOICA」のサービスを開始しており、磁気カードを採用していた名鉄や名古屋市交通局などへもICカード乗車券の導入が待たれている状況でした。その名鉄や名古屋市交通局などにもICカード乗車券「manaca」が導入され、2011年2月11日にサービスを開始しました。
manacaのサービス開始に合わせて駅の自動改札機などの機器はmanacaに対応したものが導入されたほか、manacaに対応した自動販売機やロッカー、商店の決済機器が用意されて電子マネーとしての利用も同時に始められています。
サービス開始の2月11日にはデビュー記念manacaが販売されたため限定カードの発売された一部の駅では早朝から長い列が出来たほか、各駅の窓口や自動券売機ではmanacaを新規購入する人や定期券をmanacaに変更する人などで列が出来ていました。
一方でこれまで利用されてきたトランパスは前日の2月10日で新規発行が終了したため、券売機のボタンのトランパスの項目が消されるなど発行が出来ない状態となっています。
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タッチパネル式の券売機はmanaca対応に。一部の駅では券売機周辺を黄色く装飾してmanaca対応機である事を分かりやすくしています。
2011年2月11日 栄町駅にて |
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自動改札機もmanaca対応になりました。こちらも一部の駅で黄色い装飾が行われています。
2011年2月11日 栄町駅にて |
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大曽根駅には自動改札機周辺の上部に改札機のmanaca対応状況を案内する貼り紙が取り付けられていました。
2011年2月11日 大曽根駅にて |
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大曽根駅で600枚販売された記念カードは7時からの発売開始を待たずに整理券を配布した時点で完売状態。完売を告げる案内が改札口の発車案内表示機に貼られていました。
2011年2月11日 大曽根駅にて |
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写真の栄町駅と大曽根駅にはmanaca対応のコインロッカーが設置されました。
2011年2月11日 栄町駅にて |
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駅の自動販売機の一部はmanaca対応のものに変更されています。一部には黄色いラッピングが施されており目立っています。
2011年2月9日 大曽根駅にて |
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トランパス発行終了に伴い自動券売機からはトランパスの項目が消えました。赤い積増ボタンも消されています。
2011年2月11日 大曽根駅にて |
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