2011年2月20日にさよなら運転を実施、22日に最終運用を終えて運用を離脱し引退した6750系の6756F。検車区内で車両搬出に向けて部品の取り外しなどの準備を行い、3月9日・10日の早朝に検車区から解体場所となる金属リサイクル工場に向けてトレーラーによる輸送が行われました。輸送は2両ずつ行われ、9日は瀬戸方の「6756-6686」の2両が、10日には栄方の2両「6786-6656」が搬出されています。
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8日朝、トレーラーへの積載作業に使用するクレーン2台が検車区に到着。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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車体を載せるトレーラーとタイヤ付きの台車も到着しました。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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準備作業の行われていた検修庫16番線から2両が外に出て来ました。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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車両移動機に押されて搬入・搬出線に向けて移動する2両。モ6756の貫通扉にはありがとうステッカーが残されたままです。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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搬入・搬出線で1両ずつに分割し、車体吊り上げ作業の開始を待ちます。その横にまもなく後を追う事になる6650系が入れ換えのために入線してきました。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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サ6686から車体の吊り上げ作業が開始され、トレーラーへと積まれました。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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続いてモ6756の車体を吊り上げ、トレーラーへと載せていきます。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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モ6756の吊り上げ作業の横では6650系の洗車作業が行われていました。いよいよ仲間との別れの時です。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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車体のナンバーは部品即売会で販売するためか撤去されています。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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車体から外された台車は一足先に検車区から搬出されていきました。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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車体の積載が終了し、リモコンでステアリングを切りながら慎重に正門前に向かってバックしてくるトレーラー。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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正門付近で深夜の輸送開始まで待機します。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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側面方向幕や車内の吊り革、運転台の機器など、他車への転用や販売できそうな部品は外されています。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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ヘッドライトの抜かれた顔、ワイパーも無くなっています。残されたありがとうステッカーが寂しさを増長しています。
2011年3月8日 尾張旭検車区にて |
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検車区での最後の夜を正門付近で迎えます。
2011年3月9日 尾張旭検車区にて |
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9日早朝4時、輸送が開始されました。検車区から出て瀬戸街道の交差点を曲がる。今回の輸送の一番の難所です。
2011年3月9日 尾張旭市内にて |
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交差点を曲がったあと数分間路肩に停車し、後部車輪ステアリング機能の停止など長距離のトレーラー輸送に向けた準備が行われます。
2011年3月9日 尾張旭市内にて |
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これまで何度も上を通っていた矢田駅西のトラス橋の下をくぐります。
2011年3月9日 矢田駅付近にて |
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名古屋本線堀田駅前で走る事は無かった名古屋本線の線路をくぐる。一路名古屋市内を南へ。
2011年3月9日 堀田駅付近にて |
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順調に輸送は行われ、日が昇る前にはリサイクル工場に到着。早速車体を下す作業が始められます。
2011年3月9日 リサイクル工場にて |
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トレーラーから下された車体は直に地面に置かれました。これで初日の輸送は終了となりました。
2011年3月9日 リサイクル工場にて |
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尾張旭検車区では残る2両の積み込み作業が始められました。検修庫から6786-6656が出て来ました。
2011年3月9日 尾張旭検車区にて |
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クレーンに吊るためのワイヤーの準備と邪魔な床下機器の切断作業が進められます。
2011年3月9日 尾張旭検車区にて |
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準備が終わり、輸送開始を待ちます。
2011年3月9日 尾張旭検車区にて |
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朝4時、再び輸送作業が始められます。西大道交差点を曲がるク6656。
2011年3月10日 尾張旭市内にて |
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交差点を曲がり準備が整ったのち、ゆっくりとリサイクル工場に向けて出発していきました。
2011年3月10日 尾張旭市内にて |