6032F運用離脱、廃車に
記事作成:2011年4月5日
▲現役時代の6032F。
2011年3月20日 喜多山駅にて
2011年3月26日に実施された名鉄全線規模のダイヤ改正。瀬戸線も久々にダイヤが変更となり、輸送実績に合わせて平日朝の減便が行われたほか、最終列車の繰り下げが行われました。そのダイヤ改正により運用に必要な車両数が1編成減ったため、余剰となる車両が発生。検査期限も近かった6032Fが廃車となりました。6000系では最初の廃車という事になります。
6032Fはダイヤ改正前日の3月25日の1081列車が最終運用で、その後は検車区6番線での留置が続いていましたが、4月になってから研修庫内で廃車に向けた部品取り作業が進められています。
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6650系も最終運用となった25日。最終運用を終え検車区に入庫するため尾張旭駅中線に停車中の6650系の横に6032Fが到着。本線上での最後の並び。
2011年3月25日 尾張旭駅にて |
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25日、6032Fの最終運用となった尾張旭10:42着となる1081列車。
2011年3月25日 旭前〜尾張旭間にて |
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尾張旭駅到着後、6032Fは検車区に入庫しました。
2011年3月25日 尾張旭検車区にて |
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6032Fは検車区6番線に留置されました。この後パンタグラフを下し、4月1日までこの場所から動く事はありませんでした。
2011年3月25日 尾張旭検車区にて |
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6751Fの搬出準備も進む4月5日、車両移動機を使って6032Fの入換えが行われました。
2011年4月5日 尾張旭検車区にて |
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ク6032の車番はすでに外され、床下の機器には「切」の文字が…。幌も分割されています。
2011年4月5日 尾張旭検車区にて |
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他の車両に使える部品は外されており、一部のドアの窓は無くなっていました。台車のボルスタアンカも撤去されています。
2011年4月5日 尾張旭検車区にて |
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入換中の6032Fの奥にはすでにトレーラーに載せられて深夜の輸送を待つ6751Fの姿がありました。
2011年4月5日 尾張旭検車区にて |
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