名鉄の平成23年度設備投資計画で2編成の増備が予定されていた瀬戸線の4000系。3月6日・7日の2日間に亘り23年度増備分の2編成目となる4008Fが豊川の日本車両から尾張旭検車区まで陸送され、搬入作業が実施されました。6日は瀬戸方の2両である「4008-4058」、7日には「4158-4108」の搬入が行われています。
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輸送1日目は生憎の雨模様となりましたが、無事に尾張旭に到着。西大道交差点手前に停車して後輪のステアリング機能を立ち上げる準備をします。
2012年3月6日 尾張旭検車区付近にて |
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準備が整ったら通行車両の合間を縫って交差点を右折します。後輪が単独でステアリングするのでスムーズに曲がっていきます。
2012年3月6日 尾張旭検車区付近にて |
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真新しい車体に取り付けられた2012年製を示す日本車両の銘板。
2012年3月6日 尾張旭検車区付近にて |
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検車区に向けて早朝の住宅地を静かに進みます。
2012年3月6日 尾張旭検車区付近にて |
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1両目のク4008が検車区に到着してしばらくすると、2両目のモ4058が到着しました。1両目と同じ手順で検車区へと搬入されました。
2011年3月6日 尾張旭検車区付近にて |
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朝になると台車が別のトレーラーに載せられて到着します。
2012年3月6日 尾張旭検車区にて |
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輸送2日目となる3月7日、まずモ4158が西大道交差点に到着しました。
2012年3月7日 尾張旭検車区付近にて |
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モ4158が検車区に到着すると、続いてク4108が西大道交差点に到着します。リアの台車に搭載されたエンジンを起動させます。
2012年3月7日 尾張旭検車区付近にて |
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交差点を曲がると一度小休止し、後輪のエンジンが止められます。
2012年3月7日 尾張旭検車区付近にて |
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ク4108が検車区に到着しました。これで4両すべてが検車区に搬入されました。
2012年3月7日 尾張旭検車区にて |
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日が昇るとクレーンを使った線路上へと搬入作業が開始されます。位置を合わせて慎重に台車の上に載せます。
2012年3月7日 尾張旭検車区にて |
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台車に載せられた後はアントに牽引されて検修庫の中に移動します。中でボルスタアンカ等の部品取り付けや編成組成などの作業が行われます。
2012年3月7日 尾張旭検車区にて |
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夕方になると部品の取り付けなども終了。4両になった4008Fはアントに牽引されて構内の入れ替えを行います。
2012年3月7日 尾張旭検車区にて |
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汚れ1つ無いピカピカの4008F。検修庫の13番線に移動して試運転に向けた準備が行われる模様です。
2012年3月7日 尾張旭検車区にて |
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4008Fですが、車内のポールに施されていた水色の塗装は省略されているようです。4001F等で実施されている無塗装化に合わせたものと思われます。ただしポール部分の光沢が無いようにも見えますので、何らかの処理が行われているかも…。
2012年3月6日 尾張旭検車区付近にて |