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6602F+6605F車両搬出作業実施

記事作成:2012年4月5日

トレーラーに載せられたモ6702
▲トレーラーに載せられたモ6702。
2012年4月3日 尾張旭市内にて

 2008年に第1編成が営業を開始して以降、年々着実に増備が続いている4000系。2012年度は6編成の増備が計画されています。
 9編成目となる4009Fの搬入を前に、検査期限が近づいていた6605Fとその相棒であった6602Fが廃車となり、金属リサイクル工場に向けた車体の搬出作業が行われました。

 1978年の瀬戸線栄町乗り入れを前にして行われた架線電圧1500V化に対応するために製造されて以来、ずっと瀬戸線で地道に活躍してきた6600系からもついに廃車となる車両が発生しました。


最後の日

 3月23日の朝ラッシュの運用に入る6602F+6605F。この日の朝の運用を最後に営業運転から離脱しました。

2012年3月23日 瀬戸市役所前〜新瀬戸間にて

16番線で静かに眠る

 23日夕方、検修庫の中には静かに眠る6602F+6605Fの姿がありました。

2012年3月23日 尾張旭検車区にて

搬出作業完了

 約1週間ほどかけて搬出のための部品取り作業等が実施され、4月3日深夜の搬出に向けて前日日中にクレーンを使用してのトレーラーへの積載作業が行われました。

2012年4月2日 尾張旭検車区にて

スカート撤去

 モ6702の先頭部です。6600系の特徴ともいえるスカートも輸送の障害となるようで、前もって撤去が行われています。他にもライトなど他車に流用できる部品や、車番なども撤去されています。

2012年4月2日 尾張旭検車区にて

輸送開始

 1日目の輸送が始まりました。モ6702が西大道交差点を右折していきます。

2012年4月3日 尾張旭市内にて

初のトレーラー輸送

 瀬戸街道で小休止中のク6602。6600系は新製時の搬入作業は大曽根駅の国鉄連絡線を利用した甲種輸送により行われたので、トレーラーによる輸送は廃車時が初めてという事になります。

2012年4月3日 尾張旭市内にて

さようなら

 尾張旭に別れを告げ、リサイクル工場に向けて走り出した6602Fの2両。

2012年4月3日 尾張旭市内にて

堀田通過

 名古屋本線堀田駅前の空港線を南下していくク6602。トレーラーは夜明けが近い街を結構な速度で走り去っていきます。

2012年4月3日 名古屋市内にて

夜が明けて来る

 夜が白み始める頃、リサイクル工場の近くに到着。ここで一度停車し、小回りが出来るように後輪のステアリング機能を立ち上げます。

2012年4月3日 名古屋市内にて

ク6023

 リサイクル工場に2両とも到着。1日目の輸送作業が終了しました。この後トレーラーから車体を下し、トレーラーは2日目の輸送準備のため、再び尾張旭検車区へ移動します。

2012年4月3日 名古屋市内にて

検車区正門付近で

 2日目は全国的に暴風被害の出た低気圧が通過しましたが、6605Fの積み込み作業は無事行われ、夕方には検車区正門付近で静かに輸送開始の時を待っていました。

2012年4月3日 尾張旭検車区にて

輸送開始

 2日目の輸送が開始されました。時より風雨の強くなる悪天候の中、滞りなく作業が進められていきます。

2012年4月4日 尾張旭市内にて

幌付きの顔

 ク6605には幌が取り付けられたままです。以前は6600系といえばこの幌が付いた顔が定番でした。

2012年4月4日 尾張旭市内にて

矢田を通過

 ナゴヤドーム矢田駅が近い矢田五丁目交差点を右折して瀬戸街道から大曽根駅方面に向かいます。

2012年4月4日 名古屋市内にて

大曽根を通過

 早朝の大曽根駅前を通過します。6600系搬入当時はちょうどこの場所に瀬戸線の踏切があり、6600系もそこを通過してきた事でしょう。

2012年4月4日 大曽根駅前にて

リサイクル工場に到着

 金属リサイクル工場に到着しました。途中悪天候に見舞われましたが、搬出作業は無事に終了したようです。

2012年4月4日 名古屋市内にて

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