続々と増備が行われている4000系と入れ替わる形で廃車が進んでいる瀬戸線の従来車両。7月中には4012Fが搬入される予定で、それを前にして6000系の6033F4両が廃車となり、7月12日・13日の深夜から早朝にかけて金属リサイクル工場に向けた車両搬出作業が行われました。
6033Fは6月に搬入され同月30日から営業運転が開始された4011Fと入れ替わる形となり、29日の朝ラッシュが最後の運用となりました。その後は尾張旭検車区で部品の取り外し作業や廃棄される古いクーラーとの入換作業が実施されていました。
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6033Fの最終運用日となった6月29日。尾張瀬戸7:00発の730レに入る6033F。
2012年6月29日 旭前〜印場間にて |
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29日に運用を外れた6033Fは部品の取り外し作業が開始されるまで検車区の留置線に留置されていました。
2012年7月1日 尾張旭検車区にて |
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台車、パンタグラフ、クーラーなど他車で使用できる部品などは取り外され、寂しい姿になっていく。一部のクーラーは不要になったと思われるRPU3004Aに交換されています。
2012年7月7日 尾張旭検車区にて |
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輸送前日の日中、クレーンを使ってトレーラーへ車体の積み込み作業が実施されました。作業終了後は輸送開始まで検車区入口に置かれます。
2012年7月11日 尾張旭検車区にて |
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廃車となった6033Fを横目に4011Fが通過します。両者が営業運転で並ぶ事は無かったようです。
2012年7月11日 尾張旭検車区にて |
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1日目の輸送が開始されました。生憎の雨模様となりました。ク6033が瀬戸街道で停車中です。
2012年7月12日 尾張旭市内にて |
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大曽根の瀬戸線の高架下を通過するク6033。空が明るくなってきました。
2012年7月12日 名古屋市内にて |
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金属リサイクル工場付近の狭い路地を通過するための準備作業が行われるため、しばらく停車。その後、ゆっくりと工場へと入って行きました。
2012年7月12日 名古屋市内にて |
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尾張旭検車区では2日目の搬出準備が開始されました。車庫内から部品を外された2両が車両移動機で押し出されてきます。
2012年7月12日 尾張旭検車区にて |
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車体にワイヤーを掛け、2台のクレーンで吊り上げます。
2012年7月12日 尾張旭検車区にて |
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トレーラーに車体を載せ、スリングやワイヤーで台車と車体を固定して作業完了です。
2012年7月12日 尾張旭検車区にて |
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2日目の輸送開始です。検車区から瀬戸街道に向かってゆっくりと走って来ます。
2012年7月13日 尾張旭市内にて |
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2両がまだ交通量の少ない国道19号線を鶴舞方面に向かって走り抜けて行きます。
2012年7月13日 名古屋市内にて |
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金属リサイクル工場に到着しました。これで6033Fの輸送が終了しました。
2012年7月13日 名古屋市内にて |