続々と増備が行われている4000系と入れ替わる形で廃車が進んでいる瀬戸線の従来車両。2012年度に予定されていた4000系6編成のうち残り2編成が2月、3月と続けて搬入される予定で、それを前に6000系の6025F4両が廃車となり、2月13日・14日の深夜から早朝にかけて金属リサイクル工場に向けた車両搬出作業が行われました。
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6025Fの最終運用日となった1月31日。栄町6:15発の653レに入る6025F。
2013年1月31日 尾張旭〜三郷間にて |
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12日の日中、初日に搬出されるク6025とモ6325のトレーラーへの積み込み作業が行われました。13日早朝の輸送開始まで検車区正門付近に留め置かれます。
2013年2月12日 尾張旭検車区にて |
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パンタグラフが撤去されたモ6325の屋根。一部のクーラーは不要になったと思われるRPU3004Aと交換されています。
2013年2月12日 尾張旭検車区にて |
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13日早朝、金属リサイクル工場に向けた輸送が始まりました。検車区から細い路地を通り、瀬戸街道へと出てきました。
2013年2月13日 尾張旭市内にて |
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瀬戸街道に出た所でいつもの様に停車して、後輪のステアリング機能の停止作業などが行われます。
2013年2月13日 尾張旭市内にて |
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大曽根駅前を通過。この後に森下駅西で高架線の下を通過して瀬戸線と最後の別れとなりました。
2013年2月13日 名古屋市内にて |
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金属リサイクル工場の入口に到着しました。工場敷地に入場する際に細い路地を曲がる必要があるため、後輪のステアリング機能を立ち上げます。
2013年2月13日 東海市内にて |
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工場内に入ると早速トレーラーからの荷降ろし作業が始められます。車体の破損を気遣う必要がないためドア部にワイヤーを通す事で素早く車体を吊り上げを行います。
2013年2月13日 東海市内にて |
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車体を吊り上げた後、輸送に使ったトレーラーは翌日の輸送に備えて尾張旭検車区に戻っていきます。
2013年2月13日 東海市内にて |
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2日目の積み込み作業が開始されます。部品取りを終えたモ6225とサ6125が検修庫から出てきました。台車もなく仮台車に載せられています。
2013年2月13日 尾張旭検車区にて |
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2台のラフテレーンクレーンを使ってバランスを取りながら慎重に車体を吊り上げます。モ6225が宙に浮かびます。
2013年2月13日 尾張旭検車区にて |
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1日目の輸送を終えて尾張旭検車区に戻っていたトレーラーに再び車体が載せられます。道路輸送用の台車と車体はスリングとレバーブロックで固定されています。
2013年2月13日 尾張旭検車区にて |
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14日の早朝、2日目の輸送が開始されます。モ6225が瀬戸街道に出てきます。
2013年2月14日 尾張旭市内にて |
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基幹バスレーンのある空港線を南進するトレーラー。トレーラーの前には先導車が付き、輸送時の誘導などを行います。
2013年2月14日 名古屋市内にて |
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2日目の輸送も終了。2両とも無事にリサイクル工場に到着しました。1日目と同様にクレーンで荷降ろし作業が行われました。
2013年2月14日 東海市内にて |
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トレーラーから降ろされ、地面に直置きで並べられた6025Fの4両。長年の活躍お疲れ様でした。
2013年2月14日 東海市内にて |