4000系の導入により数を減らしている瀬戸線所属の6000系。現在残る編成は6027F、6031F、6035Fの3編成となっていますが、その3編成が2014年4月6日までに順次引退する事が決定しました。その引退日を前に「せとでん さよなら赤い電車」と称して様々なイベントが行われる事となりました。その第1弾イベントとなる「せとでん秋のバン(板)まつり」が11月23日・24日の2日間開催されました。
3780系などのHL車が先頭車両に掲出していた行先を書いた行先板と列車の種別を書いた種別板を6000系に掲出をして運行されたほか、尾張旭市どうだん亭のイラスト系統板掲出編成に種別板を掲出するなど、イベント開催中様々な「板」が先頭車両を飾りました。
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23日は主に尾張瀬戸〜栄町間の急行と尾張旭〜栄町間の普通列車になる運用(832レから1581レまで)に入った6031FにHL行先板が取り付けられました。急行列車には黄色の急行種別板が掲出されました。
2013年11月23日 旭前〜印場間にて |
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尾張旭行きには尾張旭の行先板も取り付けられました。普通列車のため種別板は赤の無地です。ちなみに今回のイベントでは「尾張瀬戸」の4文字タイプの行先板は掲出されませんでした。
2013年11月23日 小幡〜喜多山間にて |
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11月1日から掲出されている尾張旭市どうだん亭一般公開のイラスト系統板掲出編成には、HL車がイラスト系統板を掲出した際に取り付けられていた行先を併記した種別板が取り付けられました。
2013年11月23日 喜多山〜大森・金城学院前間にて |
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普通列車は種別の文字は無く、行先の「栄町」だけの表示。
2013年11月23日 大森・金城学院前〜喜多山間にて |
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24日は行先併記の種別板は片側は黄色の板が取り付けられました。せともの祭イラスト系統板掲出時などで使用されたものです。
2013年11月24日 大森・金城学院前〜印場間にて |
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午前と午後で黄色の種別板の掲出の向きが変更され、午後は栄町方が黄色になりました。
2013年11月11月24日 守山自衛隊前〜矢田間にて |
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24日は主に「上り準急-下り普通」(800レから1551レまで)の運用に入った6035FにHL行先板が取り付けられました。2日目はサプライズとして600V時代末期〜1500V化直後頃まで掲出されていた青い準急板が取り付けられました。
2013年11月24日 守山自衛隊前〜矢田間にて |
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23日の朝1本だけ運転された準急には、白黄の準急板が取り付けられました。今回のイベントではこの列車1本のみの掲出でした。
2013年11月23日 水野〜三郷間にて |
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イベントの2日間は6000系3編成が全て運用に入っていたため、各所で6000系同士が並ぶ姿を見る事が出来ました。HL行先板とどうだん亭板との並びです。
2013年11月23日 尾張旭駅にて |
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2日間だけ種別板が取り付けられたどうだん亭編成と招き猫ラッピングが行われている6027Fとの並びです。
2013年11月23日 尾張旭駅にて |
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大森・金城学院前駅で青色準急板の栄町行きとどうだん亭板の尾張旭行きが並びました。
2013年11月24日 大森・金城学院前駅にて |
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今回のイベントに合わせて「せとでん さよなら赤い電車 記念入場券」が発売開始となりました。硬券の入場券ですが、赤い電車にちなんで券は赤くなっています。瀬戸線有人10駅で各駅限定1,000枚が発売されます。
2013年11月23日 小幡駅にて |