2016年 第85回せともの祭開催
記事作成：2016年9月11日
▲賑わう尾張瀬戸駅前の廉売市。
2016年9月10日 尾張瀬戸駅前にて
9月10日・11日の2日間、瀬戸市最大のイベント「第85回 せともの祭」が瀬戸市中心街である尾張瀬戸駅周辺の会場で盛大に開催されました。メインとなる陶磁器の廉売市では数多くの陶器店が軒を並べ、普段よりもお値打ちに陶磁器やノベルティ、置物などが販売されました。昔から「せともの祭は1日は雨が降る」と言い伝えられていますが2日間とも天候に恵まれて会場は多くの観光客で賑わい、瀬戸線も多くの利用者で混雑しました。
10日夜には花火大会が開催され瀬戸線に利用客が集中するため、花火大会終了後に栄町行き2本、尾張旭行き1本、喜多山行き1本の計4本の臨時列車が運行されました。そのうち尾張瀬戸発喜多山行きは9月17日より喜多山駅高架化工事に伴う一部仮線化により来年以降当面の間は運転できない事が予想されており、注目されました。
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瀬戸川沿いの道や駅前ロータリーを規制して開かれるせともの祭。多くの人で賑わっています。 |
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会場ではせとちゃんや熊本県長洲町のふれきんちゃん、そしてくまモンといったゆるキャラのイベントも催されました。 |
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駅付近は交通規制により通常のバス停が使用できないため、バス停が瀬戸川対岸の道路（西蔵所バス停付近）に移設されています。 |
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列車が到着すると乗客が一気に改札口に押し寄せます。自動改札機が3月より1台減らされた影響もあって例年よりも混雑している印象でした。 |
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夜の臨時列車運転のため運用変更を行ったため、留置線には2本（4017Fと4005F）が留置されていました。 |
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夕方になると花火大会来場者が加わり瀬戸線は来場者の混雑のピークを迎えます。列車が到着すると改札口に向け乗客の列が連なります。 |
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1日目の夜には花火大会が実施されました。大きな花火大会ではありませんが、瀬戸線周辺自治体で相次いで花火大会が行われなくなる中、現在も残る貴重な花火大会です。 |
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花火大会の終了と同時に祭1日目も終了するため、一気に乗客が駅に集中します。その混雑緩和のため臨時列車が運転されました。今年は昨年と同じ本数ながら10分運転時間を前倒しし、より混雑のピーク時間に合わせた運転となりました。その効果のあってか改札規制は実施されませんでした。 |
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20:04発の栄町行臨時列車です。1955列車の折り返しが臨時列車となりました。 |
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2番線に回送列車（4009F）が到着。通常運用では1832列車に運用された車両が栄町駅ホームに留置されますが、臨時列車のために栄町から尾張瀬戸駅まで回送してきたようです。折り返し2050列車として出発していきました。 |
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20:14発の栄町行臨時列車は4008F。1957列車の折り返しが臨時列車になりました。 |
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臨時列車3本目は20:24発の尾張旭行き（4002F）です。例年は臨時列車の最終便が尾張旭行きですが、今年は喜多山行きと順序が入れ替わっています。1959列車の折り返しで運転されました。 |
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尾張瀬戸発の尾張旭行きはせともの祭の時だけの運転です。発車標に尾張旭が表示されるのも珍しい事です。 |
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臨時列車の最後は今年は喜多山行きとなりました。喜多山駅が仮線化されると渡り線が無くなるため、夜間に車両を留置する場所が変更になる事が予想されます。喜多山行きは車両留置のための回送列車を臨時列車として運転している列車のため、来年からは喜多山行きは一時見る事が出来なくなる可能性があります。 |
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1961列車が尾張瀬戸駅到着後に折り返し臨時喜多山行きとなり、その臨時列車が終着の喜多山駅に到着しました。瀬戸方面からの喜多山行きが到着するも高架化が完成するまでは見る事が出来なくなるかも…。 |
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一度栄町方に引き上げた後、3番線に入線します。 |
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車両留置場所である3番線に入換が行われました。この後電源が落とされ、翌朝の始発電車までしばしのお休みとなります。この1両分程度しかない短い3番線も間もなく役目を終える予定です。 |
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栄町方面から1本目の栄町行臨時列車として使用された4007Fが回送として戻って来ました。尾張旭まで回送されたようです。 |