三郷〜尾張旭間は古くからの住宅地で狭い道路が入り組んだ地区でしたが、現在土地区画整理事業が進行中で、瀬戸線から見る街並みも変化してきています。区画整理に合わせて道路も新設や付け替えが進んでおり、この区間は道幅の狭い歩行者のみ通行できる踏切が数多く設置されていましたが、それらを統廃合したうえで歩道付きの2車線の踏切へと拡幅が行われることとなりました。2021年の秋頃より工事が開始され、2022年3月1日から新踏切の供用が開始されました。
新踏切は尾張旭5号踏切となり、すぐ西側にあった歩行者専用の尾張旭5号踏切を移設拡幅した形となります。同日、三郷側にあった尾張旭7号踏切が廃止となり、少し西側の尾張旭3号踏切は車が通行できる踏切から歩行者専用へと変更されています。
廃止された踏切付近に設置されていた看板。
2022年3月1日 三郷〜尾張旭間にて
新踏切は開通したものの、区画整理事業や道路整備はまだこれからで歩道はまだ未舗装のままです。道路は瀬戸街道の信号交差点まで延長され通行できるようになりました。
2022年3月1日 三郷〜尾張旭間にて
歩行者専用であった尾張旭7号踏切は2月28日をもって廃止なりました。警報機や遮断機、踏切の踏板などはすでに撤去されていました。
2022年3月1日 三郷〜尾張旭間にて
歩行者専用であった尾張旭5号踏切は新踏切へと移動。旧踏切は撤去されました。
2022年3月1日 三郷〜尾張旭間にて
細いながらも車両が通行できた尾張旭3号踏切。3月1日からは歩行者専用となりました。当面は柵を設置して幅員を縮小する形のようです。踏切の踏板舗装部分にカッターの切れ込等みが入っていたので、今後幅員縮小工事が行われるものと思われます。
2022年3月1日 三郷〜尾張旭間にて