地下構造で電車利用の際に階段の上下移動が必須となっていた印場駅。尾張旭市と名鉄は移動円滑化を目的とした駅のバリアフリー化を進める事となり、2022年6月頃から駅の改良工事を進めてきました。その工事が完成し、2023年3月30日正午よりエレベーターの供用が開始され、バリアフリー化が達成されました。
駅には3基のエレベーターが設置されたほか、ホームの嵩上げ、多目的トイレの設置、他バリアフリーの要件を満たすように手すりや点字ブロックの改善が行われています。供用開始日の3月30日には駅で完成式典も開催された模様です。
南口エレベーター前のスペースは人工芝の敷かれたフリースペースとなりました。
2023年4月1日 印場駅にて
切符売り場です。点字ブロックの改良が行われた他、券売機の更新が行われ継続定期券が購入できるようになりました。
2023年4月1日 印場駅にて
改札口です。自動改札機の台数は変更されていませんが、配置が変更されており、広幅の機械が北側(写真手前側)に変更されました。
2023年4月1日 印場駅にて
下りホーム(1番線)行きのエレベーターです。赤い扉となっています。
2023年4月1日 印場駅にて
有人駅時代の駅事務室跡を整備して多目的トイレが設置されました。
2023年4月1日 印場駅にて
上りホームのエレベーターです。線路に向かって扉があるため、車いす等が誤って線路に転落しないようにエレベーター扉前に柵が設置されています。
2023年4月1日 印場駅にて
車両との段差を小さくするためホームの嵩上げが実施されました。ホーム面がコンクリートからアスファルトに変わりました。
2023年4月1日 印場駅にて
階段等に視覚障がい者用の誘導チャイムが設置されています。
2023年4月1日 印場駅にて
階段の手すりも2段のものに更新されました。
2023年4月1日 印場駅にて