下り線の高架橋躯体の建設工事が各所で進み、足場も取り払われて真新しいコンクリートの高架橋が姿を見せている区間が増えてきました。続いて交差する道路の上に桁を渡す工事が本格化しており、小幡3号踏切部分を皮切りに桁の架設が始まり、次は瀬戸街道との交差部分の工事が進められようとしています。また11月には国道302号線を跨ぐ部分の桁の架橋工事が予定されており、喜多山駅の南側の工事用地に鉄骨を運び込み桁の構築が進んでいます。
大森・金城学院前側のアプローチ部分。盛り土部分の側壁の工事が進んでいます。工事は大森駅側から徐々に西側に進んできています。
2023年10月21日 大森・金城学院前〜喜多山間にて
喜多山3ロ号踏切に西側です。この辺りは用地に都合で踏切に近い部分の構築が後になるようで、桁架設工事も2024年2月頃になるようです。
2023年10月21日 大森・金城学院前〜喜多山間にて
国道302号線の踏切である喜多山2号踏切では桁設置工事に向けて橋脚の工事が進んでいます。写真の東側も型枠にコンクリートを流し込む作業が進んでおり、まもなく完成しそうです。
2023年10月21日 大森・金城学院前〜喜多山間にて
旧検車区跡地の作業スペースには喜多山2号踏切部用の桁の鉄骨は搬入され、現地で組み立てが進んでいます。横には作業時に使うクレーンも待機中です。
2023年10月21日 大森・金城学院前〜喜多山間にて
国道302号線の桁架設工事に伴い11月9日、12月18日の2回通行止めが予定されています。1回目で大型クレーンを使い桁の架設が実施されると思われます。
2023年10月21日 大森・金城学院前〜喜多山間にて
喜多山駅部分です。駅部分も高架橋の建設が進んでいます。
2023年10月21日 喜多山駅にて
小幡6号踏切〜7号踏切間の様子です。高架橋は道路を跨ぐ部分の桁工事を除いて出来上がりつつあります。
2023年10月21日 喜多山〜小幡間にて
小幡5号踏切部分です。上り線の工事の際はPC桁を大型クレーンで直接橋脚に設置する形でしたが、上り線も高架化されたことから違った工法となるようです。仮設の黄色いトラス桁が10月16日深夜に掛けられました。
2023年10月21日 喜多山〜小幡間にて
完成している高架橋上にトラスと繋がれた形で丈夫な鉄製の工事用ガーターが準備されており、これを道路側に送り出しガーターを架設するようです。
2023年10月21日 喜多山〜小幡間にて
小幡3号踏切部分は一足先に桁の架設工事が完了し、高架橋の床版等の構築が進んでいます。
2023年10月21日 喜多山〜小幡駅間にて
橋脚と桁で建設されている小幡側の勾配区間は、完成した橋脚に先に架線柱を立てて支えとして使用しています。橋脚上に設置していた仮設の支えが工事に支障するためと思われます。
2023年10月21日 喜多山〜小幡駅間にて