名古屋市中区にあり、駅の西側は県庁や名古屋市役所、県警本部などが集まる官庁街となっています。また学校や病院、名古屋城などの公共施設も集まっています。かつては瀬戸電時代はお堀の中に駅が存在しましたが昭和19年に休止、その後昭和53年の栄町乗入れの時に晴れて地下駅として復活を果しました。
官庁街のため通勤時には利用客で賑わいますがそれ以外の時間帯では利用客はさほど多くなく、やや古さを隠せなくなった内装により薄暗く感じるため、独特の寂しさを感じます。駅は史跡となっている名古屋城外堀の真下に存在するため、史跡保護のため大掛かりな改良工事が難しいという問題も抱えているようです。
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東大手駅の改札口、ホームは地下にあります。天井は低く配管類がむき出しになっており、独特の雰囲気があります。
2007年7月10日 東大手駅にて |
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改札口と地上を結ぶ階段は長くなっています。エレベーター、エスカレーターは設置されておらず、現状ではバリアフリーには程遠い状況です。
1999年11月26日 東大手駅にて |
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有人出札口の横に高額紙幣対応の自動券売機が1台設置されています。manacaは使用できません。
2011年2月15日 東大手駅にて |
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日本信号製の自動改札機が4台導入されており、内1台(点字ブロックのある部分)が広幅タイプとなっています。窓口側を除きmanaca対応となっています。
2011年2月15日 東大手駅にて |
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東大手駅のホームは相対式で、改札口を入ったすぐの所に下りホームへの階段があります。
2007年7月10日 東大手駅にて |
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ホームの尾張瀬戸方です。ホーム先端に非常用階段が設置されています。
2007年7月10日 東大手駅にて |
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ホームの栄町方です。ホームの照明が少なく壁も汚れているため、薄暗く感じます。天井には配管やダクトが剥き出しです。
2007年7月10日 東大手駅にて |
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ホームには非常通報ボタンが設置されています。2011年度に整備が行われました。
2011年9月11日 東大手駅にて |
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東大手駅南側出口の前には東大手駅の由来が書かれた碑が設置されています。
1999年11月26日 東大手駅前にて |
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病院が近いという立地条件を活かし、駅前にグループ会社である名鉄産業の「めいてつ調剤薬局」が営業しています。
1999年11月26日 東大手駅前にて |
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東大手駅前には市バスの「明和高校前」バス停があります。東大手駅前のバス停ですが写真奥に写る県立明和高校の名前となっています。 ◆運行系統 【市バス】 名駅14
2003年1月14日 東大手駅前にて |
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東大手駅の出入口の隣の緑豊かな谷が名古屋城の外堀です。 瀬戸線が栄町に乗入れる前、堀川までこの中を走っていて「お堀電車」として有名でした。今でも柵が「名鉄柵(水色の柵)」だったり、大津橋周辺には駅への階段が残っていたりと当時の面影が残っている所もあります。
2003年1月14日 東大手駅周辺にて |
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東大手駅周辺は官庁街となっており、役所関連の建物が並んでいます。特徴的な屋根の建物は名古屋市役所と愛知県庁です。
1999年11月26日 地下鉄市役所駅周辺にて |
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東大手駅から西に行くと名古屋城、そして写真の愛知県体育館があります。
1999年11月26日 名古屋城付近にて |
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東大手駅の300mほど西に地下鉄名城線の市役所駅があります。名古屋城に近い出入口は特徴ある形状になっています。
1999年11月26日 地下鉄市役所駅前にて |
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地下鉄市役所駅の上には基幹バス市役所バス停があります。基幹バスは全国でも珍しい中央走行方式のバスレーンを走行するバスで、市バスと名鉄バスが共同運行しています。なお基幹バスは東大手駅前を通っていますがバス停が設置されておらず、乗換えは出来ません。
1999年11月26日 地下鉄市役所駅周辺にて |
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東大手駅の西、地下鉄市役所駅前に国立名古屋病院があります。
1999年11月26日 地下鉄市役所駅周辺にて |
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東大手駅の南には煉瓦造りの建物が特徴的な名古屋市市政資料館があります。重要文化財旧名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所庁舎を保存したものです。
1999年11月26日 東大手駅周辺にて |