記事作成:2007年8月1日
記事更新:2012年3月1日
名古屋市東区の住宅地の中にある駅です。瀬戸自動鉄道開業当初はこの矢田駅が終点でした。現状は小さな途中駅になっています。乗降客も瀬戸線の中で最も少ない駅となっています。ただ1997年、近くにナゴヤドームがオープンした事でドーム利用客が矢田駅を利用するようになり、特に野球開催時など賑わうようになりました。
駅は住宅地の真ん中といった位置にあり、駅周辺の開発は行われていません。ただ最近駅北側を通る道路の整備が行われ、小さいながら駅前ロータリーが出来ました。
駅データ | ||
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開業 | 明治38年4月2日 | |
所在地 | 名古屋市東区大幸1-6 | |
停車列車 | 普通列車のみ | |
駅設備 | 有人窓口 | なし |
自動券売機 | 下り駅舎:高額紙幣対応1台 上り駅舎:高額紙幣対応1台 |
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自動改札機 | 下り駅舎:manaca対応2台(1台は広幅タイプ、日本信号製) 上り駅舎:manaca対応2台(1台は広幅タイプ、日本信号製) |
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自動精算機 | 下り駅舎:1台 上り駅舎:1台 |
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manaca チャージ機 |
下り駅舎:あり 上り駅舎:あり |
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列車案内表示 | あり(駅集中管理システム用簡易タイプ) | |
自動案内放送 | あり(接近放送) | |
ホーム非常ボタン | なし | |
ホーム待合室 | なし | |
トイレ | あり(改札内に簡易トイレ) | |
その他 | 自動販売機(上りホーム、下り駅舎改札外) |
上り駅舎の自動券売機です。高額紙幣対応の自動券売機が1台設置されています。 |
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manaca対応の自動改札機が2台設置さてています。1台は広幅タイプです。改札内にはmanacaのチャージ機が設置されています。 |
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改札内には自動精算機が1台設置されています。 |
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矢田駅の下り駅舎です。駅前の道路整備に伴い2004年3月に新築・移転されています。 |
下り駅舎の自動券売機です。高額紙幣対応自動券売機が1台導入されています。 |
下り駅舎の改札口です。manacaに対応した日本信号製自動改札機が2台(1台は広幅タイプ)が導入されています。 |
下り駅舎にも自動精算機とmanacaチャージ機が設置されています。精算機の横には駅舎裏側に設置された簡易トイレへのドアがあります。 |
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矢田駅は上りと下りとで改札口の場所がまったく違う位置にあります。そのため反対ホームに行くのには道路を通り迂回する必要があります。それを案内する看板が矢田駅には数多く設置されています。 |
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ホームの尾張瀬戸方です。矢田川橋梁に向かって急曲線となっています。 |
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ホームの栄町方です。ホームは狭く屋根も設置されていません。 |
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上り駅舎前の風景です。駅前は整備されておらず、住宅地の中の細い路地に面しています。 |
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下り駅舎前の様子です。近年駅前の道路整備が行われ、小さいながらロータリーも設置されました。 |
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駅東側には庄内川の支流「矢田川」が流れています。瀬戸線もこの矢田川を渡っており、その橋梁は瀬戸線の有名な撮影地となっています。 |
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矢田川橋梁の前後・守山自衛隊前〜矢田間は、カーブの多い瀬戸線の中でも特に急曲線の連続となっています。特に矢田駅すぐ東側のカーブは半径120m、速度制限35km/hと急曲線となっています。 |
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矢田駅西側の瀬戸街道との交差部分に瀬戸線唯一のトラス鉄橋が設けられています。長さは短いながら立派なトラス鉄橋です。 |
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矢田駅から南に900mの所に中日ドラゴンズのホームグラウンド「ナゴヤドーム」があります。 瀬戸線で一番ドームに近いため駅名板の下にも「ナゴヤドーム」の案内看板があります。地下鉄「ナゴヤドーム前 矢田」駅ができるまでは鉄道の駅でナゴヤドームに最も近い駅でした。瀬戸線利用者はドームへ行く際は矢田駅を利用する人も多く、その時だけは矢田駅のホームも人であふれます。 |
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瀬戸線と瀬戸街道が交差するあたりに市バスのバス停があります。ただ名前は「長母寺前」となっています。ちなみに「矢田」バス停は駅からもっと離れた所(地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅付近)にあります。 |