そうですね。その画像の、右端あたりでした。
堀の中にいる限りは、安全だと知っているんでしょうかね。宮崎アニメの映画にもありましたが、タヌキは、ああ見えて、なかなかしたたかですから、うまく住んでいるんだろうと想像します。
ただ、このご時世、気になるのは、どこの地域(山系)の系譜(血筋)なんだろうか、と。同じ日本固有種だから、どこでも同じというわけではなくて、遺伝的に、地域間で若干の違いはありますし、それが交雑するのも、遺伝子汚染で生態系が狂う原因ですからね。 たぶん、近隣の種だとは思いますが、たとえ善意であっても、遠隔地(遺伝的につながりがない地域)の個体を、人為的に放したとなると、どうかと思います。
コイ、フナ、メダカ、ホタルなどで、同様の問題が発生しているそうですが、ここのヒメボタルやモグラなども、交雑を避けるために、保全にも慎重に取り組まれている旨、現地の掲示物で紹介されていましたね。生半可な人間の善意も、仇にならないよう、生き物をなぶるときは、気をつけたいものです。
それにしても。南側は、日本経済の一翼を担う?ビジネス街のビル群ですから、そんな中に深夜タヌキ君達がしゃしゃり出て、腹の太鼓でも叩いて踊ってる、なんて、想像すると楽しいですねぇ。 |